毎日、仕事でストレスを抱えて溜め込んでいる人は多いのではないでしょうか。
そんな人たちへ。
作家の水野敬也さんと、お笑い芸人かもめんたるの岩崎う大さんの共著、
「仕事のストレスが笑いに変わる!サラリーマン大喜利」
という本をオススメします。
タイトル通り、仕事のストレスを笑いに変えて吹っ飛ばそうという内容です。
「サラリーマン大喜利」の内容、特徴
この本は、サラリーマンが仕事で遭遇しがちな「あるある」ストレスを課題としてあげ、読者に考えてもらったあとに、そのストレスに対する解決法をイラストで紹介するという内容になっています。
といっても、作者が作者(褒め言葉)なので実践的とは程遠いユーモアがあふれた解決法ばかりです。
おもしろくて、爆笑しながら読んでいました。
決して上手とはいえませんが、クセのある脱力系のイラストが笑いをさらに誘います。
笑ったあとには真面目な文がまっています。
過去の偉人のエピソードを例に出し、このすごい人はこんな努力をしてこんな能力を身につけた、というような。
あの人もあんな人も、ストレスをユーモアでしのぎ、能力を高めていったということを知る事ができます。
とくにつぼったネタ
ではでは、読んでいて、ぼくがとくに笑ってしまったネタを3つだけ紹介します。
◾︎課題:上司の飲みの誘いをうまく断ってください
解決法 ↓

上司「肝臓がやられてしまったら、今日はお酒は飲めないな!!」と、なるのではないでしょうか。
◾︎課題:取引先が激怒しています。怒りを鎮める謝罪をしてください
解決法 ↓

取引先「…!!強く言いすぎました…!!私は取り返しのつかない事を…!!」と、なること請け合いです。
◾︎課題:長年付き合いのある会社に契約の打ち切りを伝えてください
解決法 ↓

哀愁が漂い、ショックというよりも、なんか感動してしまうのではないでしょうか。知らんけど。
こんな感じです。ふざけているものを紹介しましたが、実践できそうな、きちんとしたものもあります。
そしてもちろん、まだまだ他にもたくさんおもしろ解決策があります。
電車内で読むのはオススメしません。
爆笑してしまうので他のお客さんに迷惑です。
何事にもユーモアは必要
ユーモアというのは大事ですよね。
ぼくはふざけるのが大好きなので、もうちょっとふざけることに寛容な社会になってほしいです。
今の、なんでもかんでも「不謹慎だ」とか言われてしまう日本はちょっと息苦しいです。
もちろん人を馬鹿にするようなことでふざけるのはダメですが。
仕事を、ユーモアをまじえて笑いながらこなすのは不謹慎だ、みたいな空気も嫌いです。
仕事も遊びも楽しくやるのが1番。
なのでぼくは、こんな本を出すようなおもしろいふざけかたをする人を応援しています。
あ、ふざけないで真面目な言葉で締めてしまった。