昔のように純粋にゲームを楽しめていないことに気づいた

ゲーム







先日入手した、ミニスーファミ。

別名、時間泥棒。

むしろ、時間泥棒が正式名称でミニスーファミが別名なのではないか。そんな疑いを持っている。それほど、時間を忘れて楽しめる優れものだ。

こいつのスイッチを入れてコントローラーを握ると、明るかった外が、一瞬で暗くなる。

もはやタイムマシン。

もはやラナルータ。

今のところ、FF6とマリオRPGをクリアした。

懐かしさもあってとても楽しめたのだが、どうしても「完璧」を追い求めてしまう。子供の頃に何度もクリアして、いろいろな情報を知っている。知りすぎている。

 

例えば、FF6。
このゲームのキャラクターの成長システムに「魔石ボーナス」というものがある。冒険の途中から手に入るようになる「魔石」というものを装備させてレベルアップすると、「ちから」や「まりょく」といったステータスがちょっとプラスされる。

例えばマッシュが「イフリート」の魔石を装備した状態でレベルアップすると、マッシュのちからが+1される。

この情報を知っていたことで、「魔石が手に入るまではあまりレベルを上げないようにして進まなければ」という脅迫概念みたいなものに支配されることになる。

しかし、FF6というゲームは魔石ボーナスに頼ってステータスを上げなくても、高レベルになれば十分に強いキャラクターに育ち、ラスボスをたったひとりで、たった1ターンでぶちのめすことが可能だ。

もちろん、そのことも知っている。それでも、序盤はなるべくレベルをあげないようにあげないように進んでしまう。

そして、後半に入ったらレベル上げスポットでレベル上げ。

高レベルになってきたら、「まりょく」を高めたティナのファイアで敵を焼き尽くして快感を得る。そして言い放つ。

「今のはメラゾーマではない、メラだ」と。

レベル上げに飽きたらラスボスの本拠地に侵入し無双。「すばやさ」を高めたロックの二刀流バリアントナイフのみだれうちでケフカをオーバーキル。

これが、全てを知った、大人のFF6のプレイングだ。

 

例えば、マリオRPG。

マリオの技に「スーパージャンプ」というものがある。これは、マリオがジャンプして敵を踏みつける時にタイミングよくボタンを押すと、ジャンプが続いてダメージが増えるというもの。

このタイミングがシビアで、30回も続けば賞賛もの。オーディエンスからスタンディングオベーションが巻き起こるだろう。

スーパージャンプは最高100回まで続けることができるのだが、困ったことに、「100回続けるとご褒美にもらえるアイテム」というものがある。しかも、実用性が高い。というか、チート性能。

物語の後半の「モンスタウン」という街でそれはもらえるのだが、そのことを知ってからは「モンスタウンにたどりつくまでにスーパージャンプ100回達成しなければ!!」という脅迫概念に支配されるようになった。

今回のミニスーファミでのプレイでもその脅迫概念に脅迫され、気づけば「2時間の間Aボタンをタイミングよく押すだけ」という作業をしていた。

結果、なんとかチートアイテムをゲットして「おれつえー!!」することができた。

これが、マリオRPGのプレイング。

 

昔は単純にわくわくしながらストーリーを進め、苦労してボスを倒し、キャラクターの成長に喜んでいたものだ。

それが今では、いろいろなことを知ってしまったがために、ゲームの一部が苦痛をともなう「作業」と化している。FF6では低レベルを意識して進めることが、マリオRPGではスーパージャンプ100回早く達成してしまいたいということが。

 

昔のゲームばかりではない。例えば、ドラクエ11。

ネットに様々な情報が転がっている現代。迂闊にスマホを開くとネタバレ情報とエンカウントする。話題性のあるドラクエ11なら、なおさらだ。

そして、知りたくなる。ドラクエ11の情報を。

「ドラクエ11は攻略やストーリーの情報を外から何も得ずに楽しもう」と決めてプレイしていたのだが、気づいた。

何か取りこぼしはないか?と常に焦りのようなものを感じていることに。もっと強い武器があるんじゃないだろうか。もっと効率の良いキャラクターの育てかたがあるんじゃないだろうか。

 

そして、それらを調べることを「我慢している」ということに。つまり、ドラクエ11も多少なりともストレスを感じながらプレイをしていたわけだ。

 

こうしてただ純粋にゲームを楽しんでいた子供の頃のようにはいかなくなったが、それでも、これからもゲームを卒業することはないだろう。ストレスを感じたとしても、「没頭」できる。その作り込まれた世界観に入り込むことができる。それがとてつもなくおもしろいからだ。

 

つまり、この記事で何が言いたいのかというと、「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」の発売がとても楽しみだ、ということだ。

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