原作ファンとして、福田雄一監督ファンとして、観ないワケにはいかない。
そんな思いで斉木楠雄のΨ難を観てきました。
原作は、週刊少年ジャンプで連載中の斉木楠雄のΨ難。
超能力をもって生まれた男が主人公のシュールなギャグマンガ。
その実写版です。
原作に忠実だなぁ、という感じで笑えました。
PK学園の学園祭のお話
映画は、原作にもあった、斉木楠雄の通うPK学園で開催される学園祭のエピソードを取り上げていました。
斉木は、超能力をもって生まれたにもかかわらず、超能力をもっていることを誰にも知られたくなく、目立たず生活したいと思っています。
ところが、そう思えば思うほど斉木楠雄の周りには災難が…。
個性の強すぎるクラスメイトがつるむようになったり、学校の圧倒的マドンナである照橋さんに好かれたり…。
普通に考えたらうれしいことかも知れませんが、目立たないように生きたい斉木にとっては災難でしかないのです。
学園祭でもトラブルが発生する予感をびんびん感じる斉木。
その予感は的中。次々とアクシデントが起こります。とてもシュールなアクシデントばかりが。
果たして斉木は無事に学園祭を終えることができるのでしょうか。
照橋さんの存在感がすごい

クラスどころか、学園中のマドンナ的存在である照橋心美さん。
男どもはみな、彼女を見ると「おっふ」してしまいます。
実写版では、千年に一度の美少女・橋本環奈さんが演じていました。
ぼくは最近まで、橋本環奈さんがどういう人物か知らなかったのですが、実写銀魂を観て知りました。
ちょっとガラッとした声で、神楽ちゃんみたいな、少しお下品でコミカルなキャラクターを演じるんですね!
ファンになりました。てへ。
で、照橋さんは外見も内面も美しいんですね。謙虚で、自分のことをカワイイと思っていないような。
しかし心の中では「私は世界一カワイイ。どんな男もイチコロよ!」みたいな感じの、実は腹黒。
斉木はテレパシーで人の心を読めるので、そんな照橋さんの本性もバッチリ知っています。
映画では照橋の心の声が響き渡るシーンが多く、圧倒的な存在感を放っていました。
しかもそのシーンでは顔芸がすごく、それは実写銀魂の神楽ちゃんとかぶりました。
清楚な見た目とのギャップがよかったです。
原作ファンは観るべし
原作の世界観を壊すことなく、忠実に再現していたので原作ファンはきっと楽しめると思います。
とくに燃堂の見た目なんかは完璧でした。(演技の方がもうちょっとバカっぽくなるともっと素晴らしかったのですが)
しっかし、ぼくが斉木みたいに超能力を使えてしまったらあ〜んなことやこ〜んなことをしてしまいますけどねぇ。ぐへへ。
あ〜んなことやこ〜んなこととはもちろん、 女湯高い木にかかった風船を取ってあげたり、女湯お年寄りの重い荷物を軽々ともってあげたりということですけど?