切ない物語。僕はロボットごしの君に恋をする




最近ビジネス書や自己啓発本ばかり読んでいた気がして、小説を読みたいという欲求が溢れてきまして。

なにか面白い小説ないかなーと思って探したら、見つかりました。

著:山田悠介さん、「僕はロボットごしの君に恋をする」。

舞台は近未来の東京。

主人公の青年、建の切ない恋心が描かれている名作でした。ほろり。

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西暦2060年の東京のお話

舞台は、3度目の東京オリンピックを目前に控えた近未来。

人間と見分けのつかない、高度なAI を搭載したロボットを使った極秘プロジェクトが進められています。

そんなロボットを操作して街を警備する仕事に就いている青年、

彼は幼なじみの陽一郎の妹、に恋心を抱いています。

幸運にも咲の勤める職場の警備を担当することになった建。

ロボットのモニターごしに彼女と仲良くなり、咲への想いは日に日に強くなる一方。

任務よりも恋心を優先してしまうこともしばしば…。しかし仲良くなっているのは建本人ではなく、あくまでもロボット。

ロボットごしではなく、直接咲と仲良くなりたい、と葛藤しはじめる建。

そんな中、咲の職場にテロ予告が届きます。

果たして建は、無事咲を守り抜くことができるのでしょうか。

そして、彼女への恋心はどうなってしまうのでしょうか。

という感じのお話です。

衝撃のどんでん返し

実は建にはとても大きな秘密があります。

勘のいい人なら、読み進めているうちに「もしかしてコイツ…」とか見破ってしまうのでは?と思いますが、ぼくは全然気付きませんでした。

どうやって咲とくっつくんだろうなぁ〜とか考えながら読み進めるくらいでした。

ただ、なんとなく事件の黒幕は予想がついて、その予想通りの人が黒幕でした。

天才。

その天才を打ち負かすほどのどんでん返しを用意するとは、山田悠介さんはさらに天才ということですね。

そのどんでん返しとは…!!!

 

…!!!

 

実際に読んでみてください。

感想

非モテの青年、建の切ない恋心にちょっぴり感情移入してしまいましたが、冷静に考えると、彼はストーカー紛いのことをしています。

ちょっと危ないレベルの恋心の暴走です。

ただ、気持ちはわかります。

昔はぼくも非モテで、ひとりの女性を好きになると周りが見えなくなってしまうタイプでしたから。

さすがにストーカーはしませんでしたが。

ちなみに、今は非モテを卒業しました。

本当です。

…。

話を変えます。

そして、近未来。本当にこのような世界になっているのでしょうか。今から約50年後。

言われなければ気づかないような、人間そっくりの見た目と高度な人工知能を搭載した人型ロボットが日常生活に溶け込んでいる。

近年の技術の進歩のスピードはとんでもなく早いので、じゅうぶんにありえるかと思います。

あ、本の感想でしたね。

「とても切ない」

ひと言で表すと、こんな感じでした。

読み応えのある、よい小説に出会えました。

おわり。