2017年に読んだ小説7選




今年もたくさんの小説を読みました。

その中から、2017年ということで、7冊だけ紹介したいと思います。

本当は2017冊紹介したいところですが、とてもめんどくさいんです。

ということで控えめに、2017の下ひとケタ、7を選びました。

ジャンルはバラバラですが、共通しているのは「おもしろい」ということです。

それでは発表します。




湊かなえ:リバース

湊かなえさんのミステリー小説です。ドラマ化もされていましたね。

ラスト1行で、物語が、主人公の人生がひっくり返るというまさにリバースな小説でした。

お見事!!

平凡な人生を過ごしていた主人公の男性は、過去に秘密があります。

その秘密を抱えたまま生きてきたのですが、あることをきっかけに彼女に打ち明けます。

打ち明けられた彼女の反応は、予想と違ったものでした。

秘密とは、友人の事故死に関することなのですが…。

この事故死が…。

じつは…。

東野圭吾:ダイイング・アイ

「東野圭吾にハズレなし」

はい。こちらの作品もとてもおもしろくて、アッ!!と言う間に読み終えてしまいました。

主人公の男性は過去に車を運転中、女性をはねて死なせてしまいました。

それからしばらくして、男性は何者かに襲われ、事故のときの記憶が曖昧になってしまいます。

事故の記憶を取り戻そうと情報を得ると、なにやら不可解なことばかり…。

一体、事故の真相とは…。

そんな感じです。タイトルの意味は後半にわかり、ゾッとしました…。

本格ミステリーです。ぜひゾッとしてみてください。

羽田圭介:成功者K

おもしろ作家、羽田圭介さんの小説。

明らかに自分をモデルにして、自分の身に起こったことを話しにしていると思われます。

小説を書いて、有名な賞をとって「成功」した小説家は一体どのように生活が変わるのか。

華やかな世界に足を踏み入れ、好みのファンとあ〜んなことやこ〜んなことを…。

一体どこまでが事実でどこからが妄想なのでしょうか。

あるいは全部事実、または全部妄想なのでしょうか。

とても気になります。

本の表紙もおもしろいですが、内容も抜群におもしろいです。

村田沙耶香:コンビニ人間

こちらは、2016年の芥川賞受賞作品です。

36歳未婚で、今まで恋人がいたこともない女性が主人公。

大学時代からコンビニバイトを続けて18年。

そんな女性の日常を描いた小説です。

子供の頃から「普通じゃない」と言われ続けてきた主人公が見つけた「天職」がコンビニ店員でした。

18年間もの間、ずっとコンビニの店員として働き続けてきた彼女。

コンビニ店員でいる間だけ、自分らしくいられる彼女。

ただただコンビニ店員の日常を描いているだけのはずなのに、すごく面白かったです。

「普通」「常識」について考えさせられました。

住野よる:よるのばけもの

今年映画化もした「君の膵臓をたべたい」の作者、住野よるさんの作品。

「いじめ」をテーマにした小説です。

主人公は夜になると化け物になってしまう少年。

ある夜、化け物の姿で学校に行くとクラスメイトの女子がなぜかいました。

彼女は少しまわりとズレていたり、時におかしな行動をとるせいで、クラスでいじめにあっています。

しかし彼女の行動にはすべて意味があったのでは?ということが徐々に明らかになります。

とても深い内容で、いろいろ考えさせられました。

人間って、様々な面があるんですね。

ある人からみたら「とてもいい人」で、違うある人から見たら「冷酷な人」。

そんな、人間の内面がうまく描かれています。

住野よる:か「」く「」し「」ご「」と「

お次も住野よるさん。

こちらは、心あたたまる学園青春モノ。

仲良しのクラスメイトたち。

みんな友人思いの心やさしいクラスメイトたち。

実は彼・彼女らにはそれぞれ誰にも言えない秘密があります。

それは、ちょっとした超能力みたいなモノ。

人の心をちょっと読めるような、ささやかな超能力。

さわやかな読み心地の、良い小説です。

こだま:夫のちんぽが入らない

衝撃的なタイトルに強烈に興味を惹かれて、即購入。

内容を調べずに買ったのですが、こういうタイトルだし、「ちんぽ」って表現だしで、なんとなくドタバタ恋愛コメディ的な話なのかと思って読みました。

そうしたら、とんでもなくシリアスなお話でした。

「夫のちんぽが入らない」という悩みを抱えた女性のお話。

なぜか夫だけのちんぽが入らないんです。

悩みを解決しようと、いろいろ努力しますが…。

すごく生々しくて、リアルな小説です。

2017年のぼくが読んだ小説7選は、こんな感じです。

他にもたくさん、感動した小説や面白かった小説はあります。

小説っていいですよねぇ。

読んでいるうちに、映像として頭の中に浮かんだり、登場人物の声が再生されたり。

想像力がかきたてられますね〜。

ほんと、小説家ってすごいです。

来年も、たくさんの良い小説と出会えるよう、精進します。(?)