「そんじゃーね。」の決めゼリフでおなじみの社会派ブロガー、ちきりんさん。
ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」という本を読みました。
マーケット感覚とはどのようなものなのか、何をすれば身につくのかなどがわかりやすく書かれていたので紹介します!!
マーケット感覚とは
マーケット感覚とはちきりんさんが命名した能力で、「価値を認識する力」「売れるものに気がつく能力」のことです。
例えば自分の足元に大きな金塊があったとしたら、誰でも大興奮するでしょう。それは、金塊に価値があることを知っているからです。
金塊はわかりやすいですが、世の中には価値があってもそれが価値だと気付けないようなものがたくさんあります。
たとえば主婦が「キャラクター弁当を作れる」「収納が得意」といったスキルがあるとします。

多くの主婦はそのことを「こんなこと誰でもできて当然だし価値はない」と思うでしょう。
でも、中にはスキルに価値があると思ってキャラクター弁当のレシピ動画を作って配信してみたり、収納のアドバイザーをやってみるなど行動してみる人もいます。
結果、共感してくれる人たちに伝わって大人気のコンテンツになったり。
普段当たり前のようにやっていることに価値を見出し、その価値をうまく市場に届けたんですね。
こんな感じで、何か価値を新しく身につけるのではなく、すでにあるものに価値をつけてうまく市場に届ける感覚というものがマーケット感覚です。
これからの社会ではマーケット感覚が重要になる

これから先、社会の変化はとても早く大きくなります。そんな中でマーケット感覚という能力はとても重要になってきます。
どんどん社会が市場化されていくなかで、何が売れるか、人はどんなことに価値を見出すのかなどを理解することが大切だからです。
とくに自分が人や社会にどんな価値を届けることができるのかを知ることは重要でしょう。
それがわからなければどんなに高い能力があってもそれを活かすことができません。
ちきりんさんはそのことをマッチングアプリで出会えない、能力が高いイケメンの話を例に出して説明してくれました。
そのイケメンは「マッチングアプリ」という市場を選んでしまったから出会えないんだ、と。
なるほど言われてみるとそうだな、ととても納得できるような解説がありました。
ぜひマッチングアプリで出会えない人は読んでください。
マーケット感覚を身につけよう

すごくためになる話ばかりだったので、ぜひ多くの人に読んでほしいですね。
- 航空会社が提供している価値とは何なのか
- 就活も市場化した
- 難関資格の価値
- 成功の鍵は市場の鍵
などなど…。
安定が好きで変化が怖いという人がほとんどだと思います。
でも、変化しないといずれ淘汰されてしまうので変化しないことは逆に不安定ですね。
「マーケット感覚を身につけよう」を読んでマーケット感覚を身につけ、変化を楽しめる人になりましょう!!
そんじゃーね。