【東野圭吾】ガリレオシリーズ新作長編・沈黙のパレードが実におもしろい

フラッと入った本屋さんにて発見、ガリレオシリーズ6年ぶりの新作

沈黙のパレード」。

迷わず購入して読みました。

…実におもしろい…!!

今作はとても複雑な事件で、さらに23年前の出来事も絡んでくるという超難事件。

そしてぼくはまたしても最後のどんでん返しにド肝を抜いてしまいました。

う〜む、東野圭吾め…。またやられたぜ…。

ということで、実におもしろかった沈黙のパレードを紹介します!!

沈黙のパレード・あらすじ

パレードの様子

ある日突然行方不明になった町の看板娘、佐織。

3年後、佐織は遺体で発見されます。

事件の容疑者は、23年前の少女殺害事件で無罪となった男・蓮沼でした。

当時その事件を担当していた草薙。

草薙は、数々の状況証拠がありながら、蓮沼が黙秘を貫いたため有罪にできなかったことを23年間悔いています。

しかし、今回の事件でも蓮沼は証拠不十分で釈放。

釈放された後、被害者の遺族たちの前に堂々と現れた蓮沼。

遺族たちは憤り、復讐劇が繰り広げられることに。

ひょんなことから事件に関わることになる湯川。

 

そして秋祭りのパレードの日に…。

 

果たして草薙たちは事件の全貌を暴き、蓮沼の有罪を証明することができるのでしょうか。

6年ぶりのガリレオ新作

複雑な数式

「禁断の魔術」から実に6年ぶりとなるガリレオシリーズの新作、沈黙のパレード

久しぶりの湯川教授は、作中でも内海薫に指摘されていたように、少し丸くなっていたように感じました。

これまでのシリーズと違って積極的に事件に首をつっこむのですが、その理由は物語の最後に明かされます。

それにしても相変わらずの湯川教授の推理力

23年の事件が大きく関わっていて、さらに容疑者は複数いるという難事件を物ともしません。

警察の捜査が難航している中、次々に仮説を立てては実証していき、事件の手がかりを見つけていきます。

そして東野作品お決まり最後の大どんでん返し。

読者に、この事件の犯人はこの人で、事件の全貌はこうだったんだ、と思わせておいて実は、、、というアレですね。

今回もお見事でした。

最高傑作「容疑者Xの献身」の話が出てきた

「X」と書かれた袋をかぶった男

ぼくの中で東野圭吾史上最高と名高い、容疑者Xの献身

愛する人を守るために、とんでもないことをした湯川教授の友人のお話です。

こちらもガリレオシリーズの長編で映画化もされているのですが、沈黙のパレードのクライマックスで容疑者Xの献身の話が出てきました。

湯川教授はあの事件の謎を解き明かしてよかったのか、今でも迷っているようです。

自分が事件の謎を暴いてしまったことでみんな不幸になってしまったのではないか、と。

世の中、何が正しいことなのかわかりませんね。

容疑者Xの献身を読み返したくなりました。

沈黙のパレード・感想

唇に人差し指を当てている様子

今作は、なんか今までのガリレオシリーズと違って科学の要素が少ないなぁと思いました。

これじゃあ、湯川教授の出番なくね?と。

でも読み進めたらちゃんと科学的なトリックが使われたのでホッとしましたね(?)

読み応えもバツグン、おもしろくてあっという間に読み終えました。

物語は急転につぐ急転で、退屈させません。

久しぶりに湯川教授や草薙、内海とお馴染みの人物たちが活躍するのもなんだかうれしいです。

ということで沈黙のパレード、みんな読んでね!