ビリギャルの著者、坪田信貴さんの
才能の正体
を読みました。
みんな大好き「才能」のお話です。
ぼくも大好きです。才能。
自分にはなんの才能があるんだろう、本当になにかの才能があるのだろうか?
ときどきそんな風に考えてしまいます。
そんなぼくにピッタリの本でした。
塾講師としてこれまで1300人以上のこどもたちを見てきた坪田さん。
そんな坪田さんが見つけ出した「才能の正体」について余すことなく伝えてくれる、良き本でした。
「才能の正体」あらすじ

坪田さんといえば「ビリギャル」でおなじみですよね。
全国偏差値30以下、成績は学年でビリだったという女子高生のさやかちゃん。
そのさやかちゃんが坪田先生の塾へきて猛勉強、現役で慶應義塾大学に合格したという実話です。
このビリギャルがベストセラーになったとき、多くの人が「彼女は、もともと才能があったんでしょ?」と言ったそうです。
多くの人は才能の有無を安易に断定したがり、一部の特別な人にしかないものだと考えているようです。
しかし坪田さんはこれを否定、
才能は誰にでもある
そう言います。
だだ、みんな自分の才能の見つけ方・伸ばし方を知らないだけ。
そればかりか才能を潰すようなことばかりしてしまっている、と。
坪田さんはある実験をします。
いわゆる「普通の会社」が絶対に採用しないような変わった人を、あえて採用したんですね。
果たしてその結果は…??
大勢の人を教育・観察して才能についてとことん研究してきた坪田さんの定義した才能とは??
そんな感じです。
多くの人は「自分には才能がない」と言い、行動しない
なんか自分にはどうせ才能がないから…といった感じで興味はあるのにやらない、という人って多いのではないでしょうか。
もしかしたらその興味があることに才能があるかも知れないのに…。
逆に言えば、そういうことを何も考えずにどんどん自分のやりたいことに手を出す人が突き抜けられるんですね。
興味のあることに片っ端から手を出し、やつぱりつまらないなと思ったらすぐにやめる。
その中で本当に自分のやりたいことだったらやめずに続けられる。
多くの、いわゆる「成功者」はこんな感じで自分の才能を磨き続けてきたんですね。
ぼくも多くの人と同じようにやる前から決めつける節があるので、成功者たちを見習わないと…。
才能の正体をハッキリ知ることができる良書だった

ということで、坪田さんの「才能の正体」を紹介してきました。
あの人には才能があったからうまくいったんだ、自分には才能がないからムリなんだ…。
そんなことはないんだと知ることができました。
うまくいった人の努力の結果を「才能があったから」のひとことで片付けるのは失礼でもありますよね。
ぜひみなさんも、才能の正体を読んで才能というものを理解してみてください。