230億円もの資産を築いた個人投資家cisさん。
そんなcisさんが初となる自身の著書を出しました。その名も
一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学
という本です。タイトルがもうすごいスケールですね。
ぼくも230億円稼ぎたいので、即こちらの本を購入して、読みました。
やっぱり勝てる人というのはまわりに流されず、しっかりと自分の考えを持って行動しているんですね。
投資のみでなく、人生においていろいろなことに通ずる内容でした。
紹介します。
230億稼いだ男が投資を教えてくれる本

著者である個人トレーダーのcisさんは2000年、cisさんが21歳のときに300万円を元手に本格的に投資を始めましたそうです。
そこから、時には失敗もたくさんしながら資産は230億円にもなりました。
cisさんは投資家というよりはギャンブラーでありゲーマーで、株式投資は本当に面白いゲームだと言っています。
もう投資も何もやらなくても一生困らない額の資産があるのに、それでも投資をやるのは単純に楽しいからで、なぜ楽しいかというと株式投資が「技術と偶然性とリスクとリターンの混ざり具体が最高のゲームだと思っている」からだそうです。
長期投資はほぼせず、デイトレードで純粋に勝負としてやってきたというcisさん。
cisさんが「どう考えて、どう行動し、どう勝ってきたかについてまとめたもの」が本書になります。
具体的な株式投資のテクニックというよりは、人生のあらゆる勝負どころで勝つ確率をあげられるような、汎用的な内容でした。
cisさんの投資はとてもシンプル

cisさんの考えはとてもシンプルで逆に驚きました。
これだけの資産を築いた人なんだからとても難しいテクニックや分析をしてきたに違いない!!
なんて思っていたからです。
たとえば「上がっている株を買い、下げっている株は買わない。」
これなんか極めてシンプルですね。
cisさんはよほどのことがない限りはこの大原則に従って投資をしてきたそうです。
確かに底値で買って天井で売る、なんて無理ですよね。
こんな風に、cisさんは自分でシンプルなルールをいくつか決めて、感情を持ち込まずに勝負を続けてきました。
その結果が、230億円です。
ルールの他にも期待値など、簡単な数学のお話も出てくるのでギャンブラーの人はとても勉強になるかと思います。
「好きなこと」だから大きな資産を築けた

根っからのゲーマーであり勝負師のcisさん。
「もっとも魅力的なギャンブルは東証というカジノ」と言い、楽しみ続けてきたからこそ何度も大きく勝てたのでしょう。
cisさんにとっての「好きなことで生きて行く」というのは投資だったというわけですね。
我々もcisさんが教えてくれたことを各々の「好きなこと」に活かして、230億円稼いじゃいましょう!!
みんながみんなゲーマーでありギャンブラー気質というわけではありませんからね。
それぞれの人生で、それぞれの勝負で活かしましょう。
ちなみに、ライブドアショックで一気に5億損して「おっすおら損五億」と2ちゃんねるに書き込んだというエピソードが出てくるのですが、これには笑ってしまいました。