【東野圭吾】希望の糸のあらすじ・感想




東野圭吾さんの新作小説「希望の糸」が発売になったので早速読みました、こんにちは。

東野圭吾に外れなし」。今作もとてもおもしろく、あっという間に読み終えてしまいました。

今回は家族、親子というもののあり方について深く考えさせられるような物語。

人間って難しいですね…。

ということで希望の糸のあらすじや感想をつらつらと。

重大なネタバレはしません。




希望の糸・あらすじ

毛糸

汐見行伸と、妻・怜子は2人の子供たちとしあわせな日々を送っていました。

しかしある日、新潟県で発生した地震により悲劇が…。

 

月日は流れ、、、

 

石川県金沢市にある老舗料亭の女将・芳原亜矢子。

亜矢子には、病気で先が長くないであろう父親がいます。

ある日、亜矢子が世話になっている弁護士に封筒を渡されます。

封筒の中身は父親が書いたという遺言状の写しでした。

遺言状の内容はあたりさわりのないことでしたが、最後のページにまったく予期せぬ1行が…。

 

時を同じくして東京の喫茶店で女性の遺体が発見されます。

警視庁捜査一課の松宮脩平や加賀恭一郎はこの事件を解決しようと動き出しますが…。

被害者の花塚弥生という女性はだれからも愛されていて、だれひとり彼女を悪く言う人間はいませんでした。

事件は迷宮入りかと思われましたが、喫茶店の常連の中にひとり、弥生と懇意にしていると思われる男性がいました。

その男性には中学生の娘がおり…。

 

松宮は事件の全貌が明らかになるにつれて、自らのこと、また事件の関係者のことで苦悩の日々を送ります。

果たして弥生を殺した犯人はだれで、どんな動機で犯行に及んだのでしょうか。

そして松宮はどんな決断をくだすのでしょうか。

希望の糸の感想

本

なんとなく、完全新作かなーと思って読んでいたら突然出てきた「加賀恭一郎」。

まさかの加賀シリーズでした。

しかし今回メインで動くのは加賀の従妹にあたる松宮脩平

それでも要所要所で登場する加賀は松宮に重要なアドバイスを与え、存在感は抜群。

物語の方は、事件のトリック的なものはなかったものの、いくつかの大きな謎があり読み応えがありました。

とくに、物語の重要なカギを握る中学生の娘さんのある秘密が明かされたときはいろいろと考えさせられましたね…。

もしもぼくが彼女と同じ状況だったらどんな感情をいだくんだろう…。

そして家族にはいろいろな形があって、いろいろと難しいんだなぁ、と思いました。

東野圭吾作品らしく、すべての謎がしっかりと回収されたのはスッキリしましたね。

人間関係って難しい

親子

人間関係って難しいですね。

親子関係に複雑な事情があったりしたらなおさら…。

生みの親がどうだとか、育ての親がどうだとか、親が離婚したとか、不倫相手がどうだとか…。

難しいことは考えずにいきたいものですが、そうもいきませんよね。

でも、泣いたり悩んだりするから人生は美しい

 

と、ケツメイシがいっていました。

とりあえずみなさん、希望の糸おもしろいので読みましょ。